NHK 新富裕層特集を見て思ったこと。

株や不動産で一発当てた、お金持ちのみなさんが税金の安い所に移住しているという話しで、日本からは主にシンガポールへ向かっているとのこと。セミナー参加者とかの映像もあったところをみると、あの人たちの多くは運良く証券会社の雑なアドバイスに乗っかって、たまたまプラスになったって感じがしました。

要するにそういう意味では教養がないので、お金はあってもお金の使い道がない人たちように感じました。絵に描いたようなマーケティングの作ったお金持ちの象徴みたいなのが連続で出ていて今でもそういうバブリーなイメージがどこかに残っているのかと驚きました。あんな感じで日本でもお金を使ったとしても、日本の製造業は買う対象にならないんだろうなとか思いつつ、日本の職人芸にあの手の人たちの目をどうやって向けるかが課題のように思います。そんな中、どっかの市長は歌舞伎や能を禅否定する始末なのには頭痛がします。道州制で肝要なのはその土地の特色をどれだけちゃんと各地方や街が理解し、大切にし、育て上げ、対外的に見てもらうかだと思います。日本中に同じようなハコモノをつくるのでは、チェーン店と同じで、土着風土を破壊するだけ。それは言い換えるなら、文化的なバックグラウンドを一度見直すコトになると思いますが、伝統芸能を理解しようとする姿勢がまずないというのは、先行き不安になります。ただ、これはそういう意味で新富裕層の貧相な感覚に近いような印象を受けます。それは多様性への理解ですね。多様性を理解する上でやはり大切なのは教養ですね。経済効率的な発想だと真っ先にカットされかねない娯楽の部分です。

実は、僕は成金とかは歓迎すべきコトだと思っています。中途半端な平等意識だけが先行しすぎると貧困とまではいかないまでも低所得層がマジョリティになる時代には低所得層を配分しかねません。番組内でも若干胡散臭さが漂う若手ベンチャーへの投資をしているおじさんも言い方が悪いと思いますが似たようなことを言ってました。当たり前ですけど、ある程度がんばったらそれは評価されて当然です。ただ、日本の場合、財務省が税金減るかもってリスクを全くおかせず、アホみたいに税率上げてることが問題だと思います。そして本当に無駄なことに金を使い過ぎです。本当に無駄というのはちゃんと精査もしないで発注したりすることですね。

持論ですが、投票率が5割とかっていうのは、5割が関心のない人でなく、5割の議員が要らないという意見だと見ると良いのではないかと思います。見方の転換ですね。例えば、投票率3割切った横浜ですが、その市長は言い換えるなら7割の人間が見向きもしないか、拒否していると考えると不適格なんじゃないかという見方ができると思います。同じように、5割の議席が不要だと判断すれば、国会の半分の議席がなくせます。さよなら、小選挙区制。賛否はあると思いますが、メディアもこれくらいの指摘はしていただきたいものです。

さて、話しがそれましたが、要するにあの手の新富裕層というにわかブルジョワの人って、お金がゲームのスコアに近い感じで見えているんじゃないかという気がします。税金が安いところへ行くのは良いのですが、税金が安いって、それだけ政府がインフラを整えていない所という風に見るとどうでしょう?

シンガポールは確かに優先的にお金持ちが住む場所の治安は良くしているでしょうけど、それが次第に待ちに広がっていったら同じことのようにも感じます。その辺りの想定がNHKの番組から見えず、ただ新富裕層は海外に移住しだしてますみたいな話しでした。とりわけ、編集のせいもあるでしょうけどビックリしたことは、外人の投資家さんが「働いていないやつのために、なんで税金で持っていかれるんだ」という発言をしていたこと。

働けないと働かないは別物です。

公共サービスの観点から言ったって、働けないで犯罪に走るより、国がある程度のサービスをして、その抑止にあたっているという発想がまるでない。いわゆるこれは国が国民の暴走に対してリスクヘッジをしているということになります。ヘッジされているリスクって、数字に出しようがないので、さも無駄遣いしているように見えたりする訳ですが、リスクをとってデイトレしてるおじさんがこういうリスクへの感覚が見抜けないというのは、何とも情けない話しのように思います。データというのは過去にあったことしか見えません。データデータとジャーナリズムがデータに依存するのもいかがなもで、定性的なものも大切にすることが必要だと思います

とりあえずそういう人っ高いもの買う以外にやることなるわけですよね。しかも今まで住んでたところを気軽に離れられるって、近所付き合いとかなかったのだろうか等々、いろいろ突っ込みどころがある番組でした。

一方で、教育とかに関しては視野の広がる教育というのを考える時期に来ていると思います。もんじゅ大好きの某省庁に任せないのはそうですが、僕が考える教育というのは学校もそうなんですが、やはり20代以降ですよね。ビジネスとは別の関係が必要です。それはステータスでカテゴライズされたというよりも、興味や関心でフラットな感じが大切だと思います。そういう場をどれだけ作り上げていくか、飲み会でドストエフスキーとか語り合える人間が増えたら、そういう国ってかっこ良くないですか? 一方で、場の責任者は、自分より勉強してない人と比較して「おれは知ってる」みたいなナルシストがでることは防がないといけないわけで、この辺のバランス感覚も必要になりますがとっても難しそう。。

とまぁ、ホントに雑感をつらつら書いて収集つけづらくなったので、この辺で今回は筆をおかせていただきます。イギリスとか行くとホントの金持ちって税金とか気にしないんだって気がつくと思うんですけどね。。。

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