イギリスの出会い系サイト事情

「ウィンクして、デートして、削除して」という世界のドキュメンタリー。一見すると残念な人たちが嬉々として語る番組ですが、ちょこちょこおっさんやおばはんが「自分のことほめてくれたんですよ。チョーうれし〜。」「自分にもう一度自信が持てた」などからさらにエスカレートして「お気に入りに私をどんどん入れてくれる人がいた」「依存症です」などとかなり危険な発言していました。

これってボッチの成れの果てって感じがします。なんせ新自由主義を突っ走って映画にまでなったイギリスで作られたドキュメンタリーです、かなり説得力がありますw バーチャルセックスとか連呼されるとさすがにどん引きですが、草食系とか気軽に言う時代ですからその傾向も出てきてるのかという気もします。それにしても、自分はどういうキャラクターを持っているのか、おっさんやにーちゃん、おばちゃんやねーちゃんが、真顔でこういう人が好みみたいなステレオタイプをガンガン言っている光景は気持ち悪いですね。表象野問題を一時期考えていた僕としては、分節化と言葉と19cの話、そういえばあの時代も博覧会やフランスのボンマルシェが登場したなぁとか不安になりますね。なにせ今回Wunderkammerヴンダカマーに陳列されているのは人です。

すごいのが、返事も来ないと怒ったり、きっと相手も私と同じことを考えているはずと真顔で言っていること。完全にモノ扱いです。都合が悪いと名簿やお気に入りから名前を削除するって、デスノートっぽい。逆だけど、性欲で夜神月がデスノート書いて「新世界の神になる」って言ってる光景のようでした。よくできてたんですね、あのマンガw 自分はプロフィールに嘘を入れてるのに、相手が嘘付いたと怒る装飾系のおっさん。昔の僕はモテてていたってあんた、そりゃ可能世界を現実に照らしとるぞ。。中二病は笑えるけどリアルはヤバいって。気分は19歳って言ってるのだから、わざわざ記憶を逆行させて今を改竄してその世界にダイブって、精神状態としてやっぱりまずいでしょ。はまった女性の偽名はスヴェトラーナ。アルパースでも読みなさい、あんた。

真面目な話、要するに現実でまず自分が若返りの錯覚をする時点で、これ自体が仮想世界なためそこから画面の向こうの似た感覚持った人と話すので、もしかすると現実世界で中二病方面のトランスがおきるのだろうか。。。でも、この番組にでる数名はあくまで代表と考えるともっとサイト内には似た感覚の人の出現率は高そうです。そう考えると、現象として日本のアニメ現象似てる部分がありそう、、、ちょっと結論は保留しておきます。

にしても「二次元は裏切らない」と思っているのと同じことを画面の向こうのリアルな人に言ってるのですから、究極のホラーな番組でした。

アジカンのゴッチこと後藤さん出版されているFUTURE TIMESって無料配布されてる新聞に、今の東北について内田樹さんとゴッチさんが対談されてるのを思い出します。感情がモノ化して売られてしまっている。SNSが無料だというけれども、個人情報や電話番号のやり取りをやっている時点で、例えばそのSNSに悪意があれば、そのやり取りを浮気の証拠として突きつけられることを考えれば、お金をむしれるかもしれない。とすると、やはりタダでなく実は自分の人生を担保にかけられているかもしれません。いやはやおそろしやおそろしや。

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