月別アーカイブ: 7月 2014

サイエンスゼロ コンピューター将棋

勝率高い駒配置を図形化と枝刈りかぁ。実質的に盤面でコンピューターが直感持ってるってことか。。

すげ。
ただこんだけ枝刈りすると、棋士がわざとトンチンカンな手を何度か混じえたら、バグ起こせないかなとか変な期待もしてしまうww

面白いなぁ。

空気から水を作るといえど

空気から水を取り出す装置

エチオピアで持ち運びも楽な装置が設置されたらしいデスね。
1日100Lとはすごい。
生活用水としてもキレイな水なので使える。装置を作った人は善意で作ってるとも思います。

が、一応悪いところも見ておかないといけない。空気に含まれる水分は本来風下に行くと雲になりやがて雨となる材料だったはずです。その素材を風上で使ってしまうと言うことは、国境を越えた土地の干魃を引き起こす可能性があるということですね。

もし一つの国がこういった装置を設置しすぎると、風下の国で救われた以上の人が苦しむかもしれません。

装置としては素晴らしいと思いますが、色々使い方を誤ると怖いのではないかとも思います。とりわけ、水不足が深刻化しつつある現在、水に関するビジネスも増えているので、やり過ぎたら戦争の火種にもなる気がします。

その辺の帳尻をあわせて使えると良いですね。

笑う沖縄 百年の物語 NHKBSプレミアムアーカイブス

沖縄というと観光地、、、と思えなくなったのはいつ頃からだろう。

ニュースで取り上げられる内容は、辺野古や嘉手納の文字。実際に地理感覚がないとどうも頭に残らず、なんとなくニュースを流し見るけれども、それ以上の感覚がなかった。

集団的自衛権からイラク出兵の問題が現実味を帯びた時、僕が先日書いたブログでは東京オリンピックがイスラム原理主義の怒りを買いテロの対象になるのではないかと言う危惧だった。

しかし、冷静に考えれば日本がイラクに派兵を求められるとき、まず最初にアメリカが要請することが前提だ。そして、沖縄には米軍基地もある。沖縄の人々にも危険がおよぶのではないだろうか。もともと米軍関係の事件は多いのに、そこにさらにこういったものが加味されたらどうなるのだろうか。僕には想像ができない。

今回の「笑う沖縄 百年の物語」という番組は、沖縄がいかに差別的な立場に立たされ続けてきて、今もその状況の最中であることの片鱗を窺い知れる構成だったと思う。とても興味深く見れた。

さらに驚いたのは、自分達の苦境を各世代で笑い飛ばせるよう、芸人さんがネタにしてしまっていたことだ。

小那覇ブーテンは「貧乏人が金持ちを笑い、庶民が政治家を笑い、戦争に負けたものが勝ったものを笑う」と言ったそうだ。笑とは世界をひっくり返す力がある。落ち込んでいても、無理に笑っていればだんだん楽しくなる。

ジョジョで有名な荒木飛呂彦先生が著書「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」で、被災した子供達が”地震ごっこ”という遊びをしていて、怖いものを茶化してしまい恐怖を克服しているのではないかということを書かれていたと思う。小難しい話題を深刻に言う事はとても大切だと思うが、その逆で深刻に受け止め過ぎて茶化す事すら許されない空気ができてしまうと茶化すことすらできず重たいだけで何一つ解決に向かわないことはままあるだと思う。そういう意味でブーテンさんが言われたことは至言だと思う。戦争で拾った命を遊ぶ。それは現代の私達も子孫として拾った命を受け継げているからこそ日頃遊べるのだと、改めて感じさせられる。受験勉強もまともにしていない基礎教養のない現政権のお偉いさん達は、歴史にもう少し触れてほしい。米軍のパラシュートの紐と空き缶で三線をつくるくらいのおおらかさが必要だと思う。照屋林助さんは、米軍基地もありエレキ三線というのを発明して、漫談していたらしい。笑い飛ばすには相手のツールを利用しようとしたのだろうか。小波津正光という方が「お笑い米軍基地」という形でその脈を継いでいるらしい。そのうち見てみたい。風刺は芸人にとってある種命がけになるわけだが、本当の笑いは沖縄に残っているようだ。

歴史認識がガラッと変わるところも多かった。

沖縄返還後、軍用地を維持するために金が流れたらしくそのあと軍用地が投機対象になり、最終的に家族・親族からお金の争いができコミュニティが破断したとか。また、ニクソンショックというと、360円が円高になって海外旅行に行きやすくなったみたいな話が、僕らの教わることだったけれども沖縄はドルの流通があったため、ドルの価値が下がるダメージがあったらしい。海洋博をやるのは良いけど、箱物行政の効果は刹那的で、沖縄という土地に気づいた業者が土地を買い開発ラッシュ。自然は壊されたそうだ。

結果、若い世代が新しい文化に触れ、自文化である沖縄文化を古くさく思うようになり、流行が入り本土に出て行くような話もあった。ただ、本土の人の悪気はないのだろうが差別的な発言「日本語上手ですね」などもあったらしい。

現在、沖縄のニュースを見るとかなり基地問題は末期の状態で、今後独立もあり得るんじゃな以下と言う話すら聞こえてくる。僕たちがどういう立場にいるべきなのか。読者が関心を持てば、その分記事に紙面を割くだろうし、そういう形で支援できればと思う。もっとこの番組の続編はでないものか。

集団的自衛権について。

ネット上で、ガンガン書かれている集団的自衛権。いけしゃーしゃーと「多くの国民に支持された」みたいなことにツッコミが入りまくってます。戦争をしたくない。戦争は無駄だと思う。だからやめるべきだと思う。他にそのお金と資源を使えばいろいろなことができるわけだし、今のご時世そもそも戦争ふっかけるメリットて国家にはないように思います。

さて、本題。

僕が集団的自衛権に反対な理由は、日本の、特に東京においてテロが横行するのが怖いからです。関東圏に住み、家族も仕事で都市によく行きます。そんなところがテロの危険がありますなんて勘弁願いたい。

自衛隊の人が戦争に派兵されるというのが、主な争点のように思いますが、僕は自分の身に降り掛かる火の粉が正直怖いです。シリア情勢やISISの問題からアメリカがイラクに絡み始めている現在、自衛隊のイラクへの派兵が要求される可能性があり、当然イスラーム原理主義者と一悶着があったら、そこからイスラームが日本に対して恨みを抱いてしまうことが考えられ、都合の良いことにテロリストが目立つための場、東京オリンピックの準備が着々と進む日本です。テロするのに格好の舞台となるのではないか。僕はそれが正直怖いです。インテリジェンスオフィサーで有名な佐藤優さんが、似たような筋道のレポートを出されていて、やはり僕も集団的自衛権に関しては反対の立場をとっています。

大体、アメリカの船を護衛するみたいな話が出ていたと思いますが、アメリカの船にケンカ売るような輩ってどんだけ危険なんですか。アメリカにけんか売るようなバカってあんまりいないでしょう。宗教戦争が絡んだ時くらいじゃないですか?

仮に、イラク派兵の話が現実味を帯びてくると、イスラーム原理主義の問題がガッチリ絡みます。やはりこれは個人的には怖いです。

そもそも戦争ってなんで今のご時世するんですか?

東北とか荒れ地のままほったらかされてる土地ってたくさん残ってます。こんなもんを押し通す気合いがあるなら、復興に尽力するのが筋でしょう。国家は社会に寄生しているわけですから、社会基盤がまずしっかりしなければ国家は最終的にレッドブルやらユンケル飲んだみたいに刹那的な元気はあっても、最終的には燃え尽きてしまいます。そのツケはやはり社会と個人に回る訳で財政再建と財政出動を両立させようとする矛盾をどう解決するのか、早く明示していただきたいです。株価は擬制資本ですからね。どこまで言っても株も社会と実体資本からピンハネしているようなものです。

そもそも、アッキー夫人すら説得できないでどのツラ下げて見ず知らずの国民に訴えているのだろう。歴史を学び直してセンター試験やり直してほしいです。勉強不足感が半端じゃない。政治家になる条件に、センター試験全科目を9割取れてるとかにして良いと思います。少しは経済や倫理、数値計算や言葉の使い方もわかるでしょう。

集団的自衛権が行使される場が、現実味をおびていてその上尾ひれにはテロがくっついていると考えると、これは自衛隊の方が戦争にかり出されるだけでなく、そこに加えて僕たち一人一人が徴兵制以前に日常的に命の危険に怯えなければならないことになってしまう怖さがあり、それに対して政治家がコメントしているところを僕は見たことがない。おそらく考えてもいない政治家がほとんどだろう。

私達有権者は、次の選挙でこのヒックリ返された状況を、もう一度元に戻してくれる政党に投票するかどうかが問われている。浮動票がどれだけ動くか、戦争が嫌だ、テロの対象になるのが嫌なら、次の選挙で有権者である僕らがどう動くのか。問われているのはその責任だと思う。